サッカーの人気を比較

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世界でもっとも競技人口の多いと言われているサッカー。我が国日本でも例に漏れず、Jリーグの発足と同時に人気が急上昇、競技人口の裾野も広がり、開幕当初の1990年代初頭よりもかなりサッカー人口が増えてきました。しかし、相変わらず日本国内で人気があるのは野球。もともとは日本でプロスポーツと言えば野球、というのが根強く、また歴史も長いために、プロ野球選手を目指す子供たちは少なくありません。

では、単純に野球とサッカーで比較した場合、どちらがポピュラーでしょうか。そもそも、野球がメジャースポーツとして浸透している国、特にプロリーグが発足しているとなると、アメリカ、韓国、台湾、イタリアなど、数え切れるくらいしかありません。キューバは代表チームがオリンピックで金メダルを獲得したことがありますが、プロリーグはなく、アメリカ大リーグへ進出する選手もいます。ヨーロッパでの活動域は狭く、例えばWBCの出場国を見ても、オランダとイタリアくらいです。

一方サッカーは、ほぼ世界全域で普及しており、後進国とも言われている東アジア地域でも、かなり活発になってきました。韓国、中国はもちろんですが、タイやフィリピンなども、少しずつですがアジア圏内では力をつけてきました。こうした比較は競技人気にも影響しかねないので、今後の野球界の動向が注目です。

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