サッカー日本と世界の比較

日本のサッカーの歴史においては、1993年にJリーグが発足して以来、凄まじい勢いで競技人口を増やしています。昔に比べると、人気も実力も順調に高まってきていますが、実は世界と比較すると、まだまだその規模は小さいといえます。特にサッカーが盛んなヨーロッパやアフリカ諸国に比べると、その差は顕著に確認できるし、さらに最近ではイランやイラク、サウジアラビアやUAE、韓国や中国といった日本以外のアジア諸国も、着実に人気や実力を上げていることが分かります。

日本は、世界各国のサッカーの順位を表すFIFAランキングにおいて、40位台をキープしています。FIFAランキングにはかなりの国や地域が含まれていると考えれば、悪くはないランキングと思いがちですが、重要なのはそこから長年ランクを上げることが出来ないという現状です。

もちろん、それは国内のサッカーの技術や実力のみならず、ライバル諸国が相対的に強くなってきていることなども関係しますが、今後世界各国に少しでも近付くためには、よりサッカーを楽しめる環境を整備していくことが必要です。また、ただ遊びで実施するのではなく、基礎から応用まで指導できる指導者も育てていく必要もあるでしょう。