サッカーも比較対象にされる韓国

韓国

日本のすぐとなりに位置する韓国は、政治や経済、文化など様々な面で比較をされますが、スポーツの中でもとりわけ比較されることが多いのが、両国でともに人気のあるスポーツである野球とサッカーです。

サッカーで、日韓両国がはじめて対戦したのは1954年に明治神宮外苑競技場で行われたFIFAワールドカップ・スイス大会の予選で、日本は前半に先制点をあげたものの、その後5失点をして敗戦しました。日韓両国はその後もワールドカップ予選だけでなく東アジア選手権やアジアカップなど、様々な大会で対戦しています。現在、日韓両国は74回対戦していて、日本側からみて13勝38敗23分けと大きく負け越していますが、Jリーグが発足した1993年以降は7勝7敗10分けと五分の成績となっています。

一方、野球では、アジア野球選手権では毎回のように対戦をしています。この大会の優勝回数が多いのはダントツで日本ですが、韓国は自国開催の大会では滅法強く、過去6回すべてで優勝しています。記憶に新しいのはワールドベースボールクラシックの日韓戦で、日本代表は2006年大会と2009年大会で優勝を果たしましたが、彼らをもっとも苦しめたチームは韓国代表でした。2006年大会では日韓は3度対戦し、日本は準決勝以外では敗れており、2009年大会は決勝戦を含めて5度対戦して日本の3勝2敗となりましたが、日本は2次ラウンドの初戦で敗れて敗者復活戦にまわることになるなど苦戦しています。

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