サッカーは野球と比較して代表戦が多い

代表戦

サッカーと野球を比較したとき、サッカーが圧倒的に優位であるものの一つに「代表戦」が挙げられます。サッカー日本代表の試合はその時点で出場している大会の状況によりますが、親善試合や、ワールドカップをはじめとする国際大会の予選および本戦など、年間で10試合前後開催されています。日本代表の試合が行われるスタジアムには毎回たくさんの人が観戦をしに訪れており、とりわけ日頃海外のクラブチームでプレーする選手が多数日本代表として出場する試合になると、満員になることがあります。

一方、2010年代に入ってようやくナショナルチームが常設されるようになった野球日本代表の試合は、WBC(ワールドベースボールクラシック)をはじめとする国際大会が行われる年は増えるものの、それ以外は強化試合が数試合程度行なわれるだけで、試合数はサッカーよりずっと少ないです。サッカーの代表戦は国内のクラブチームのリーグ戦の合間に開催されていますが、野球の代表戦はオリンピックがある年を除けば国内の公式戦が行なわれない時期を中心に開催されており、この差が試合数にもあらわれています。

観客数についても、野球は国際大会の公式戦だとたくさんの人がつめかけますが、強化試合では空席が目立つこともしばしばあります。

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